今回は、写真の下部にあるような「波」
みたいになっている「ウイング」と
呼ばれている部分の作り方を少し
おさらいしたいと思う。

と言うのも、筆者が少しラテアートの
やり方をレクチャーしている方が、
どうもウイングの作り方を勘違い
している様
なので、簡単にワン
ポイントアドバイスとして掲載
してみようと思った次第だ。

まず、エスプレッソ抽出やスチームミルク
が綺麗に出来ると言うのは前提である。
良く分からない方は、noteにも記載して
いる記事や、教則本(あまりないが、、)
等を参考にしてみていただきたい。



もとい。

本題であるが、まず、エスプレッソを
抽出し、かさ上げの為に丁寧にミルクで
カップの大体半分弱まで水位を上げた
「後」の話であるが。


カップを斜めにして、ピッチャーの先を
定めたところまでは良いのであるが、
カップのど真ん中、もしくは自分から
見てカップの真ん中より「奥」を狙って
対流を起こそうとしている方がいるので
「それは違う」と言っておきたい。

(複数リーフを作る際等はちょっと特殊
なので別)

何故そうするのかヒアリングしたところ、

「だって、カップの壁にミルクの勢いで
当てて跳ね返して対流させるんですよね」

と、言う回答を貰ったが当たっている
ようで違う。

確かにミルクの流れとしては壁に当たって
対流を起こしているのであるが、あくまで
エスプレッソとミルクの「泡」の抵抗に
巻き込んでやらないと非常に不自然な
アートの形になってしまう。

説明が難しいが、具体的には

カップの水位を上げたら、カップの
真ん中より手前を狙ってあげないと
対流とケンカしてグチャっとアートが
つぶれてしまう。


もう一度お伝えするが、前提として
エスプレッソとスチームミルクが
綺麗に出来ていると言うのは大前提
である。


他に考えられることを羅列すると

・ピッチャーのミルクを注ぐ強さが
強すぎる


・かさ上げの水位が少なすぎる

・ミルクのフォーム量が少なすぎる

・スチームの際にミルクの温度を
上げすぎてミルクが「変質」して
いる

・エスプレッソが過抽出で硬い
クレマがアートの邪魔をしている


等が考えられる。

綺麗にスチーム作っているのに、それ
でも出来ないと言う方は恐らく上記
どれか、もしくは複数当てはまって
いる事かと思う。思い切ってミルク
フォーム量を少し多めにすると絵柄
は大きく崩れにくいだろうから、
それで一度試してみると良いかも
知れない。

後、水位は必ず半分程度まで上げる
事。プロの動画等で半分まで全然
上げてない方もいるがあれは

エスプレッソ抽出から間髪入れずに
スチームを作る事が出来る業務用で
エスプレッソのクレマも十分利用
出来ているから出来る事


である。

(もしくはミルクフォームの量を
多めにしても可能ではある、、流れ
にくくなる代わりに水位を下げている
と言う側面もあり)

ご参考まで。

※ラテアート(フリーポア)で挫折
した方、プロを目指して頑張っている
方でどうしても上手くいかない方へ
記事を記載しています。

「ラテアートのやり方」

※下記リンクより、他レシピに
ジャンプ出来ます。


・コーヒーレシピ(ホット)

・コーヒーレシピ(アイス)

・紅茶レシピ(ホット、アイス)

・ソフトドリンク(モクテル)レシピ

・エスプレッソコーヒーレシピ(ホット、アイス)