今回は、ラテアートをする際に必ず必要な
「ミルクピッチャー」をご紹介してみたい
と思う。

たかだかミルクピッチャーと侮るなかれ。
これを変えるだけでかなり注ぎのニュアンス
が変わってくる。

今回は、ラテアートを作る際に絶対必要
「撹拌(別名テクスチャリング)」が
しやすくなっているもの、後は注ぎの
際に線が細く出やすく、輪郭が比較的
出やすいものをチョイスしてみたいと思う。

一つ目は定番のピッチャーになるが、
スタンダードな形状になるのでまず
一つは欲しい所。撹拌のしやすさに
定評がある。


二つ目は少し変わり種になるが、持ち手
の所がない「ハンドルフリー」と言う
ピッチャーである。これはラテアート
特化したピッチャーであるが癖がある
ので、興味をそそられる方以外は手を
出さない方が良いかもしれない
(とは
言えお値段的には手ごろなので持って
置いても良いかもしれない。ちなみに
筆者は使ったことはあるが手元に
無い。欲しがっていたラテアートを
教えた知人に差し上げてしまった)

それで、この三つ目なのであるが。先ほど
ご紹介した二つよりも容量が多い。オンス
と言う単位で表すと14ozある。ただ
これも定番どころかつ、おしゃれな質感と
デザインに優れているので一応ピック
アップさせていただいた。ラテアートの
作成にある程度慣れてきた方であれば
上手く使いこなせるだろうと思う。

それで、実はここからが本題である。

筆者がラテアートがしてみたいと思って
いる方々に、最初に伝えておいた方が
良いと思ったことをお伝えする。

エスプレッソマシンやコーヒー豆、ミル
の知識などは既にこの「どりんく_らぼ」
に掲載している
のでそれをご覧いただいて
確認していただくか、他の信頼できる
サイト様を参考にされても良いと思う。

その上で、このミルクピッチャーにも
意識を向けていただきたい。何故なら
どういう訳かはわからないが、初心者の
方が結構な確率で20ozの様な大きい
ピッチャーでラテアートをしようと
している
のを非常に良くお見かけする。

これ、ラテアートを作成するにあたり
ご自身で遠回りしている様に思われる。

プロのバリスタ等が20ozのミルク
ピッチャーを良く使用しているので
恐らくその真似をしたか何かだと
思っているのだが、

20ozのピッチャーを使用しなければ
いけないミルクの量の撹拌かつ、容量
8oz以上のラテカップを使用したアートを
まともに作成しようと思うのは、家庭用
エスプレッソマシンでは荷が重い。

正直申し上げると無謀に近い。

(慣れた方であればある程度は作れる
のであるがそれでも複雑なのは厳しい)

あの大きなピッチャーとミルクの量を
まともに撹拌できるパワーが家庭用
エスプレッソマシンにはおよそ備わって
無い。

セミコマーシャルマシンと呼ばれる、
半業務用の小型機であればいざ知らず、
本当に家庭用の数万円のエスプレッソ
マシンでは厳しいと言う事を是非
覚えて置いて欲しい。

では、家庭用マシンでラテアート、
もとい美味しいドリンクを作成したいと
思われている方は、是非12ozのミルク
ピッチャーを使用していただきたい。


ピッチャー自体が小さいのでミルクが
撹拌しやすく、小回りが利くので
使用しやすい。

一般的なお店、業務用でも使われている
大きさである。むしろほとんど12か
20ozのピッチャーしか売られていない
(先ほど例外をお伝えしたが)。

ラテアートがいつまでも上手くいかない、
マシンもコーヒー豆もグラインダー(ミル)
も問題ないはずなのに上手くいかないと
思われている方は是非、ご参考まで。

※ラテアート(フリーポア)で挫折
した方、プロを目指して頑張っている
方でどうしても上手くいかない方へ
記事を記載しています。

「ラテアートのやり方」

※下記リンクより、他レシピに
ジャンプ出来ます。


・コーヒーレシピ(ホット)

・コーヒーレシピ(アイス)

・紅茶レシピ(ホット、アイス)

・ソフトドリンク(モクテル)レシピ

・エスプレッソコーヒーレシピ(ホット、アイス)