パーコレーターは、昔から
アメリカで使用されていたと
される、アウトドアでよく
見かける抽出器具
である。


とは言え、最近は携帯用の
ペーパードリップが出来る
製品も増えている事から、
筆者の周りではあまり見かけ
なくなっては来ている。


原理としては、別途記述した
「サイフォン」と同じであるが、
アウトドアで簡易的に楽しめる
ため、人気は根強い。


しかしながら、フィルターが
ペーパーやネル等に比べ高性能
ではないため、多少泥臭くなる
傾向にある。口当たりもお世辞
にもなめらかとは言いづらい。

それを差し引いてもアウトドアで
この抽出器具を使用し、コーヒー
ライフを楽しめる人は真のコー
ヒー愛飲者と言えるかもしれない。


基本的な抽出方法の説明

パーコレーターの中から、部品
である「バスケット」と呼ばれる
物を取り出し、その中に粗挽きの
コーヒー粉を入れる。


その際、コツとしてコーヒー豆を
細かくグラインドし過ぎない事。

バスケットに空いている穴から
コーヒーの粉がそのまま出て
しまうためだ。


後は、パーコレーター本体を火に
かけて、中の湯を一度沸騰させたら
中にバスケットを設置し、再度
火にかける。


すると中で湯がバスケットの中の
コーヒー粉も含めて循環し、コーヒー
が出来上がる。


どの程度循環したら、美味しい
コーヒーになるかは「勘」だ。
それも又、一興だろう。

※下記からコーヒーレシピに
ジャンプ出来ます。

・コーヒーレシピ(ホット)

・コーヒーレシピ(アイス)