ウォーター(水出し)ドリップは、
他のドリップ方法と違って「お湯」
ではなく常温水でドリップする
方法である。

別名ダッチコーヒーとも呼ばれる
のでその名称の方が通りが良いかも
しれない。

水の温度が高ければ、苦みが強調
され、低ければ酸味が強調される
事は周知の事実となっているが、
このダッチコーヒーも「常温」で
ドリップする為、苦みがかなり
抑えられ、まろやかで上品な
苦味になりやすい。

また、高温で淹れたコーヒーとは
違った香味も引き出されるので
色々な豆で試してみるのも一興
かと思われる。

その際、気を付けなければいけないのが
やや深煎りの豆を使用するという事。
浅煎り気味の豆を使用すると酸味が
かなり強調され、飲みにくくなる
事が予想されるからである。

メリットとしては、

・最近は安価な水出し専用の
ポットがあちこちで売られている

・他のドリップと違い、雑味を
抽出しない様にするためだけに
ドリップ途中でコーヒー粉が
入っている袋を取り除く必要も
無いため、ある意味では非常に
楽なドリップ方法。

・苦味が抑えられ、又独特な
香味が生まれるので面白い

デメリットとしては、

・抽出に時間がかかる(基本的に
数時間は見ておく必要がある

・ドリップ特性上、「ホット」には
向かず、専ら「コールド」向きと
なる

と言うところか。

水出しコーヒーのポットも数多く
あるが、インテリアとして置け
そうなデザインの良いものも
存在する。

しかし得てしてそういうタイプの
ポットは扱いが多少難しくなったり
壊れやすそうな材質だったりする
ので注意が必要。



基本的には機材は上下に分かれて
おり、上部は「ロート」、下部に
「デカンタ(要はサーバーに
あたる部分)」があり、上から
点滴の様に水を下に落とすのみ
である。

ウォーターサーバー

※下記からコーヒーレシピに
ジャンプ出来ます。

・コーヒーレシピ(ホット)

・コーヒーレシピ(アイス)