今回は、お安い100円均一ショップの
コーヒーミルを、あまりおすすめ出来ない
理由をご紹介したいと思う。

今回、エスプレッソの話では無く、ドリップ
コーヒーのお話になるので、ラテアートを
したいとか、エスプレッソを美味しくしたい
と言う内容は除外させていただく。

エスプレッソに関しては以前別の記事で
ご紹介させていただいているので、
そちらを確認していただきたい。

もとい。

いくつか、理由を箇条書きしてみよう。


・挽目の細かい調整が出来ない

・味にムラが出る、部分部分で「過抽出」
だったり「未抽出」だったりする


・比較的壊れやすい(=切れ味が悪くなる)

・デザインがイマイチ

・手動なので毎回の作業が(人によっては)
つらくなる



こんな所だ。特に最初の二つは致命的
ある。

挽目の調節がやりにくいとなると、毎回
同じ豆の同じローストを楽しまれている
方にはそこまで影響がないが、頻繁に
違う国の豆(ブラジルからケニアとか
グァテマラとか)を飲み比べしたり
される方には、特に安価なミルは
おすすめしない。

100均となると、当然ながら電動ミル
ではない訳なので、自分で豆を挽く
と言う作業が必要である。

それらを楽しむのも醍醐味の一環
なのだが、毎回辛い思いをしたく
無いと言う方には、本当におすすめ
出来ない。今まで当サイトでご紹介
してきたミルは、手動にしても刃が
良いのでスムーズに軽い力で粉砕
出来たり、電動の物をお勧め
したりしている。(ツイッターの
方ではあるが、おすすめしてくれて
ありがとうと言うお褒めの言葉を
戴いている)

それから、先ほど致命的と記載した
「過抽出」「未抽出」の所であるが、
平たく言うと、細かく削れ過ぎて
しまった粉状のコーヒー豆が
ペーパーやネル等に「詰まって」
抽出不全に陥る事である。

これは実際に試されないとわからない
と思われるが、コーヒーラヴァーの
紳士淑女の皆様であれば、すぐに
味の変化に気づかれる事だろう。

より味わいがクリアになるので、豆
ごとのキャラクターが鮮明になるの
である。

せっかく良いコーヒー豆を用意され
たとしても、その特徴を十分に
生かしきれない道具を使用しては
少しコーヒー豆が不憫ではある。

勿論、100均は安価だと言うコスト
パフォーマンスに優れている所は
あるが、コーヒーミルは案外、
寿命の長いものである。長い目で
見るとそう高価な物でもないので、
是非一流のコーヒーミルも視野に
入れていただきたい。

これはコーヒーを愛する物からの
お願いである。




ちなみに、余談であるが。

現時点で、筆者自身の去年一年間の
コーヒー豆代金やミルク(ラテアートの)
電気代などを合わせたコストと、
1杯500円で喫茶店やカフェに
コーヒーを飲みに行ったという算段
(大体一日4杯筆者は淹れている)で
計算してみたところ

一年で大体40万円ぐらい、節約できている
と言う事実が分かった。

おうちなので、飲みに行く電車代や車の
ガソリン代も当然いらない。行き帰りに
疲れない。これは計算に入れていない
ので、経済効果(?)は、測り
知れない。

「おうちカフェ」、恐るべし、、である。

皆様にも是非おすすめしたい。

※ラテアート(フリーポア)で挫折
した方、プロを目指して頑張っている
方でどうしても上手くいかない方へ
記事を記載しています。

「ラテアートのやり方」

※下記リンクより、他レシピに
ジャンプ出来ます。


・コーヒーレシピ(ホット)

・コーヒーレシピ(アイス)

・紅茶レシピ(ホット、アイス)

・ソフトドリンク(モクテル)レシピ

・エスプレッソコーヒーレシピ(ホット、アイス)