
飲み物(コーヒーやお茶、紅茶)も、
生鮮食品のカテゴリの中に入っている
事に関する考察に関して、と
冠しているが
実際の所、これらの飲み物を常時淹れて
いる方々であればお分かりであろう。
これらの商品を売る側が提示している
賞味期限と、「実際の賞味期限」に
非常に誤差がある事を。
先日、筆者はとある有名コーヒー
チェーンでコーヒー豆を女性店員に
勧められたので試しに買ってみた豆が
あったのだが
賞味期限を見てみると、およそ半年。
以前、コーヒーの知識に置いて、
ローストしたコーヒー豆が大体
どれぐらいで飲み切った方が良いか
お伝えした機会があったが、
遅くとも一か月以内が限度である。
一度コーヒー豆をローストしてしま
うと、それから香味に重要な炭酸ガス
がどんどん抜けていってしまう。
ミルで挽いた状態で保存などとは
もっての他である。炭酸ガスが抜ける
表面積が増えるので余計に鮮度が
落ちてしまうのである。
それは密閉容器に入れようが冷蔵庫に
入れようがさほど状況は改善しないので
もし初心者の方がこのサイトをご覧に
なっているのであれば、この辺りは
是非覚えておいていただきたい。
又、コーヒー豆は油分が多いので
特に鮮度が落ち、時間の経過して
しまった豆からは香味の悪い味の
コーヒーしかできない。
色々なサイトがあるので非常に惑わ
され易いのであるが、他にも冷凍庫
に入れろとか、色々とあるがやはり
現場の声として、実際にそれで商売
をしている人たちの声も反映して
記載しているので、まずは参考に
して欲しい。
さて、続いてお茶に関してであるが。
(紅茶、緑茶含む)
こちらはコーヒーほど神経質になる
必要は無いが、それでもやはり保存して
いる場所により、湿気や他の物の香り
が移ってしまったり、カビが生えたり
する事がある。
特に冷蔵庫などは、他の食物の香りが
移るととても飲めたものではないので
避けたいところ。
基本的には冷暗所で良く乾燥した
缶や瓶の中で、賞味期限は一年が
良い所だろうと思われる。
又、太陽光(紫外線)も天敵なので
こちらも日当たりが良い所は避ける
様にしないと劣化が非常に早い。
覚えておいて損は無いと思うので
是非参考にしてみていただきたい。
要は、コーヒー豆も紅茶も、
理想的には一か月少々をめどに
飲み切れる量だけその度購入する
と言うのが一つの指標になる。
ご参考までに。
※下記リンクより、他レシピに
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