今回は、イタリアのナポリに存在する、
「カフェ・ソスペーゾ」と言う制度
(風習)について記事にしてみたい
と思う。


これは、いわゆる飲み物のレシピ名
ではない。


「ソスペーゾ」とは「保留」の意味で
あり、イタリアのバールでは富裕層が
コーヒーを飲むときに、二杯分の
代金を支払い、懐の寂しい方が来店
した際にはそのお金を使ってカフェ
を楽しめるようにした風習である。


これはかなり昔からある風習では
あったが(正確には第二次世界大戦
中だと聞いている)、つい最近では
本場ナポリでは衰退の方向にあったが、
又息を吹き返してきているとの情報
もある。


今の日本で言う「こども食堂」の
様な物であり、素晴らしい制度で
あったと考えるが、、


逆に、東欧、ブルガリア等ではこの
風習がここ10年弱ぐらいで定着
しつつあるようだ。


時代の流れとして、現在大規模
チェーンであるシアトル系のカフェ
にもこの流れを汲みたいと言う
要求もある様子であるが、現時点
ではまだ実現に至っていない。

シアトル系のカフェのメニューは
比較的値段が高いのでおいそれと
企業努力だけでどうにかなるもの
でも無いであろうが、来店者数が
多いのだから考察として、一人
一円、二円でも税金の様に
徴収すると言う方法もある。

それは人により賛成、反対と言う
意見もあるであろうが、本場
イタリアの様に低カロリーの
エスプレッソソロ等を提供するより
高カロリーのドリンクを恵まれない
人たちに提供出来た方が栄養素
的にも良いであろう。


又コーヒーには「うつ病」回避、
モチベーション向上、リラックス
効果等も研究結果で出ているの
だから、それにより自殺等、最悪
の事態の回避も可能性としてある

のではないだろうか?


最後に、これは個人の意見であるが
カフェを楽しみに来ている方が
一円二円の善意を無下にするとは
思えない。筆者はむしろ「おうち
カフェ」でリラックスしている
一方、カフェでは「紳士」である
様に振舞いたい。


あくまで「理想」として語っている
のであるが。知人にもそう言う考えの
方々がかなりいるので、時代の要求が
あれば次第と実現する、

かも知れない。

※下記リンクより、他レシピに
ジャンプ出来ます。


・コーヒーレシピ(ホット)

・コーヒーレシピ(アイス)

・紅茶レシピ(ホット、アイス)

・ソフトドリンク(モクテル)レシピ