
それでは、日本茶の主だった種類と、正しい
淹れ方(ほぼ温度の話になるが)考察して
行きたいと思う。
量が多いので、基本的に箇条書きで記載する。
・玉露
湯冷まし等を使用し(無ければ単純に
お湯を一度沸騰させた後、湯温が60度
程度になる様に温度を下げ)、茶葉は
通常茶葉の2~3倍ほど使用する。大体
6グラム程度。
とろりとした甘味と芳醇な香り、
旨味を持つあまりにも有名な銘柄。
・かぶせ茶
玉露に近く、熱湯で淹れるバージョン
の玉露(だと言う人もいる)。
茶葉を摘み取る二週間ほど前に茶葉を
覆い、直射日光を防ぐ方法を取るため
この名がついたとの事。
こちらも甘味が強く、玉露に比べて
味わいが少しスッキリ目。
一杯辺り2グラムで淹れられる。
・煎茶
一般的に日本茶と呼ばれるお茶。味わい
のバランスが良く、オールマイティで
どんなシチュエーションでも合う。
深蒸しタイプもあるが、これは味わい
のバランスはそのままに、濃厚な
滋味が得られる。湯温は80度前後で。
これも一杯2グラムで淹れられる。
・ほうじ茶
その名の通りのお茶であるが、日本では
食事のアフターに出てくることが多い。
熱湯で淹れてOK。かなりあっさり目の
味わいで胃にやさしいとされている。
・番茶
正確には、本来低級品の部類として
扱われるお茶。商品として通常
出せない緑茶や、旬のシーズンを
過ぎてから収穫されたものを指す。
但し、「地方番茶」と言うのもあり、
こちらはその地方によりユニーク。
味わいとしてはあっさりしており、
ほんの少し渋みが感じられる。
ほうじ茶である事も多い(そうで
無いものもあると言う事)。
湯温は80~90度で。
・玄米茶
筆者のお気に入り。90度~の熱湯で
淹れてもOK。玄米の得も言われぬ
香ばしさも相まって食前に戴くと
食が進む。味わいはあっさりで
漬物などと合わせるのもあり。
・釜炒り茶
これは少し特殊。他の日本茶が全て
蒸し茶(焙煎もあると思うが、、)
であるのに対し、これは「釜炒り」
と呼ばれる。
あっさりとしているが、独特な釜香
がある。温度は高めで淹れると
良く香る。
日本茶は非常にバリエーションが多く、
かつ日本人の体に合っているのか
飽きが来ない飲み物だと思っている。
お住いの場所にもよると思うが今日、
日本茶を専門に取り扱うお店も減って
来ているように思う。もし近くに
専門店が無いようならオンライン
ショップでも購入できるので
参考にして欲しい。
是非、日本茶も「おうちカフェ」の
一員として迎えて欲しい。
※下記リンクより、他レシピに
ジャンプ出来ます。
・コーヒーレシピ(ホット)
・コーヒーレシピ(アイス)
・紅茶レシピ(ホット、アイス)
・ソフトドリンク(モクテル)レシピ
・エスプレッソコーヒーレシピ(ホット、アイス)