
今回は、良く某シアトル系カフェ等で使用
されている、「真空パック」のコーヒー豆が
安全なのか、美味しいのかを考察してみる。
まあ、コーヒーのライトユーザーの紳士
淑女の皆様の場合はあまりそう言った
コーヒー豆を購入することなく、店舗で
手軽に購入して店飲み、もしくは飲み歩き
される方が多いかもしれないが、普段
真空パックのコーヒー豆を購入されて
いる方、これから購入してみようか
考えられている方には参考にしてみて
戴きたい。
まず、「美味しいのか」と言う事に関して
であるが。
筆者的には「あまり美味しくない」とお伝え
せざるを得ない。
理由は下記の通り。
・記載されている賞味期限が半年程度
、もしくはそれ以上(通常コーヒー豆の
賞味期限は長くて1か月弱)
・常温で売られている(酸化、劣化が
進みやすい)
・真空パックとは言え炭酸ガスの過剰な
抜けを防ぐためある程度焙煎から時間を
置いた豆を封入している(この時点で
新鮮さを求められない)
そして恐らくであるが
・シアトル系カフェで深煎りが多いのは、
この「酸化」による味の変化を抑える為
と言う仮説も考えられる。
最近、コーヒー界隈には専ら話題の
「サードウェーブ」が来ている。
かいつまんで開設すると、コーヒー豆の
テロワールが確立している豆(今日日の
スペシャルティコーヒーの様な)であり、
そして「浅煎り豆」が人気を博している。
浅煎り豆、所謂ライトローストな豆を
こう言った真空パックで出してしまうと
味の変化が判りやすいため、企業としては
「このコーヒーは美味しくない」と、そう
言った風評被害リスクは抑えたい所なの
だろうと推測している。
では、ロースターさんから仕入れた豆を
豆のまま購入して自宅でミルで挽いて
飲むのが一番美味しい!
となるのであるが、一つご注意を。
確かにそうなのであるが、これは自分の
経験上、又知り合いのバリスタ等も共通
認識なのであるが、
ローストして即ミルで粉砕、挽きたての
豆でドリップするコーヒーは味の抜けが
有ったりする。
何故かと言うと。
コーヒー豆からでる新鮮な炭酸ガスにより、
湯の通りが邪魔をされると言う事と、
透過式のドリップの場合、邪魔をされた
お湯がそのまま下にあるサーバーに落ちて
しまうため、旨味成分を含まないまま
水っぽいコーヒーが抽出されてしまう
と言う事である。
勿論、嗜好品なのでそう言ったものが
好みと言う方もいらっしゃるかも知れないが
通常プロの現場では3~一週間程度の豆を
使用する所が多い様子である(これは聞いた
限りであるが)
参考になれば幸いである。
※ラテアート(フリーポア)で挫折
した方、プロを目指して頑張っている
方でどうしても上手くいかない方へ
記事を記載しています。
↓
「ラテアートのやり方」
※下記リンクより、他レシピに
ジャンプ出来ます。
・コーヒーレシピ(ホット)
・コーヒーレシピ(アイス)
・紅茶レシピ(ホット、アイス)
・ソフトドリンク(モクテル)レシピ
・エスプレッソコーヒーレシピ(ホット、アイス)