
「おうちカフェ」専用で、コーヒー
グラインダー(コーヒーミル)を
購入する時に、どのぐらいの値段の
物を買えば良いのだろう、等
お困りの方はいないだろうか。
「おうちカフェ」専用なのでそん
なに高価な物は必要ない、手が
出ないと言うお考えの方も沢山
いらっしゃるだろう。筆者も
正直その一人である。
プロの喫茶店マスターにも教えを
請うたが結論、
・普通のコーヒードリップなら極論
何でも良い
・エスプレッソを入れるのなら選択
が必要
との事。実際に筆者自身が試したり
購入したりした品物も合わせてご案内
してみたいと思う。(勿論仮に商品
選びに失敗してもご自分で選んで
みるのも一興だと思われる方は
読み飛ばしていただきたい。)
ただ、上記の説明だと少し乱暴に
感じるので、僭越ながらコーヒー資格を
持っている筆者が更に説明を付け加え
たいと思う。
まず、どちらかと言えばエスプレッソ
グラインダーで悩まれる方の方が
圧倒的に多そうなのでそちらから
ご説明を。偽物とは言わないが、
意外にエスプレッソ仕様の細かさ
まで挽けると謳っているグラインダー
でも全然使い物にならないと言う
機種も相当数存在する為である。
まず、コーヒー豆をグラインドする
方法を選択するとなると
・臼式
・コニカル式
の二種類になる。他にもブレード
(プロペラ式)と言うのがあるが
あまりに非効率なのでここでは
ご紹介しない。
お値段的には臼式より、少しだけ
コニカルの方が高い事が多い。
筆者が選ぶとすれば、この辺りか。
この二機種は少なくとも筆者が実際
に自分で試している(試させていた
だいたの間違いか)ので間違いなく
綺麗なエスプレッソが抽出出来る。
国産だと、メリタ製品で「エスプレッソ」
が出来ると書かれているものは割と
良い抽出が出来る(ベストではないに
せよ)。
逆に、残念ながら有名なデロンギの
グラインダーは普通のコーヒードリップ
の方がよさそうである。
所で、可能性の話としてそれでも綺麗な
エスプレッソ抽出が出来ないのだと
すると、単純に豆の鮮度と焙煎の深さの
問題である。
同価格帯でも他の製品は試して
いないので、もしかしたら「ハズレ」
がある可能性があるのは否めない。
実際に使用してそれなりに満足の
いく機種であった。そして「おうち
カフェ」で使用すると言う事を
前提に考慮している。
高価な物になればコーヒー豆を挽く
時間だけでなく、コーヒー粉にして
落とす容量、挽くスピード等も変更
したり出来るが、、
極端に値段が跳ね上がる上、業務で
使用する訳でも無い物にそこまでの
金額は出せないと言う考えの元の
チョイスになる。
Twitterにも掲載しているが、これらで
深煎りのコーヒー豆を挽き、エスプ
レッソ抽出をすると、大体こんな感じ
だ。

普通にエスプレッソを楽しむ分や、ラテ
アートを楽しみたい方ならこれで十分
かと思う。(但し前提として新鮮な
深煎り気味の焙煎したての豆は必須。
興味があれば下記外部リンクも参考に)
ちなみに、あまりグラインダーの質が良く
ないと浅煎り気味の豆をグラインドした時
ちゃんとグラインド出来ない(豆が硬いの
が理由か炭酸ガスの放出量の問題)で
まともに成分が抽出出来ない場合も
見受けられるのでご注意を。その場合
「シャバシャバ」した感じで抽出
される。
ちゃんと抽出されていれば明らかに
「とろみ」のある、綺麗な明るい茶色の
エスプレッソが抽出される。
目安程度にはなるが、大体抽出され始めて
から25~30秒で規定量抽出出来れば
問題ない。
もとい。
味を追求したい方や、それこそ業務で使用
する方には業務用を素直におすすめする。
理由としては色々あるが、
・豆が均一に挽ける精度が高い(それに
より、雑味が少なくなり、エスプレッソ
抽出の時に落ちるコーヒー液の量が
均一になる)
・豆を挽いた際の「微粉」が少ない。
(これが挽いたときに多いと、過抽出を
起こしやすく、雑味の原因となる。)
・摩擦熱が起こりにくい物が多い
(細かい所であるが、機器の温度が
上がりやすいと、その熱でコーヒー豆
の風味が悪くなる)
・エイジングの進んだ=焙煎してから
時間の経ったコーヒー豆のクレマが出に
くくなるのを多少防げる(上記三つの
精度が高いと結果的に抽出バランスが
良くなる為)
等だ。
後は補足であるが、安価なエスプレッソ
マシーンだとボイラーの温度が上下する
為、エスプレッソ抽出時の湯温が100度を
超えてしまっている事がままあるので、
そこは良く見極めていただきたい。
湯温が高すぎたり低すぎたりするとまとも
なエスプレッソは抽出出来ないので全体
のクオリティに影響する。抽出する前に
少しだけ湯を出して温度を測ってみるのも
良い方法かと思う。
ご参考まで。
※下記リンクより、他レシピに
ジャンプ出来ます。
・コーヒーレシピ(ホット)
・コーヒーレシピ(アイス)
・紅茶レシピ(ホット、アイス)
・ソフトドリンク(モクテル)レシピ
・エスプレッソコーヒーレシピ(ホッ