昔からある甘味として、「はちみつ」
がある。おうちカフェでも手軽に
使用できるもの。

虫歯にならず、身体に良いと昔から
言われているが、具体的にどう良い
のかご存じない方も多いと思うので
触れてみたいと思う。

ちなみにこの効果が発揮されるのは
「純粋はちみつ」だけであるので
ご注意。
極端に安価な「はちみつ」は
純粋はちみつでない可能性が高い。

それではまず、はちみつの糖分が
「虫歯にならない」と言われている
理由であるが。

・はちみつ糖分は「ブドウ糖」と
「果糖」で出来ている。(虫歯の
原因になりにくいとされている)

・過酸化水素(皆様ご存じの
オキシドール)が虫歯原因菌の
繁殖を抑える

成分的に、かなり殺菌作用が強い
ものであるためこの様な「虫歯に
ならない説」が挙げられている。

「なりにくい」であって、
「ならない」訳では無いと
思うが、、(恐らく)

次に、殺菌作用に関してである。

・過酸化水素(先ほど出たオキシ
ドール(グルコースオキシターゼ)
酵素、及びグルコン酸に含まれて
いる殺菌作用により、喉の痛み、
傷、鎮咳にも使用できる

「はちみつ」を薄めて「うがい
(専門用語で咳嗽(がいそう))」
をすると効果が高いとされている。

そうなると、はちみつ入り紅茶
は非常に殺菌作用がありそう
だと想像できるものだが。

実は落とし穴がある。

これらの非常に有益な成分は、
あくまで「非加熱のはちみつ」に
のみ含有されている。

つまりは、熱湯で抽出するのが
原則のホットの紅茶にそのまま
はちみつを入れてしまうと効果が
薄れてしまう。

もう一つ。

いくら「純粋はちみつ」でも、
加工過程で「加熱」していたら
あまり意味がない。
生産コストを
下げるために加熱を行っている
はちみつも沢山ある
ので選別
していきたいところだ。

更にこれも有名な話であるが、

「ボツリヌス菌」が悪さをする
可能性があるので、

「一歳未満の子供にはちみつを
与えない」

これは鉄則だ。必ず覚えておいて
ほしい。

「どりんく_らぼ」でも、創作
モクテル等レシピを作る際には
担当者にこの事は注意として
あるが、人間が記事を書いている
のでミスをしないとも限らない。

その際の責任も取れないので、
是非お気をつけ願いたい。

余談ではあるが、はちみつは
「花粉症」の改善や予防にも
使用できるという話もある。

「純粋はちみつ」は昔ながらの
ちょっとした「薬」かも知れない。