
現在夏真っ盛りである。夏と言えば、
やはり「かき氷」は外せない。
皆々様方はかき氷機でかき氷を
召し上がった事は幾度となくあろう
かと思われるが。(無ければ
申し訳ない)
実はこのかき氷、「炭酸水」を後で
かければキーンと冷えた爽快な
ソーダドリンクとなる事は、あまり
アイデアとして無かったのでは
ないか。
しかも見た目にもクール。粗めに
粉砕したかき氷であれば氷の原型が
少し残るので、ここは氷の砕度を
自由に変えられるものが良い。
後ほど筆者が使用しているかき氷
機も紹介してみたいと思うが、
その前に少し雑学と言うか蘊蓄を
挟んでみたいと思うが、どう
だろうか。
このかき氷、一説には平安時代の
辺りからすでに食べられていたと
されている。
現在の様に冷凍庫等当然無いので
あるが、これも一説によると「氷室」
と言う天然の貯蔵庫に、冬の間に
削り出してきていた氷を保存して
おき、暑い季節になってから削って
食べる、と言う物。
俗にいう、ぜいたく品である。
この時代に庶民が食べられる
ものでは無かった様だ。
ちなみに、シロップ代わりとなる
甘味料であるが、「あまづら」と
言う蔦の樹液を煎じた汁を入れて
いた様子。どう考えても現代の
シロップの方が美味しそうである。
脱線するが、、安物のシロップは色が
違うだけで味は一緒だと言われて
久しいが、最近ではシロップでも
高級品が売られているのでもう
その常識は通用しない。ただ
着色料等は健康に関係してくる
ので、注意して購入したい。
もとい。
かき氷は、ずっと前は「夏氷」と
呼ばれていて、7月25日は語呂
合わせで7(な)2(つ)5(ご)
となっており、「かき氷の日」と
制定されている。
その後、冷凍技術が発展するまで
紆余曲折を経て、現在に至る
と言う訳である。
さて、本題に戻りたいと思うが
「かき氷」を途中からソーダドリンク
にするには少しだけコツがある。
単純なのだが、ソーダドリンクに
する場合はかき氷に普段かけて
いるシロップの量を倍にすると
言う事である(三ツ矢サイダー等
甘味付きのジュースを使う場合は
必要なし、但し色合いが薄くなる)
途中からソーダ水を足す場合は
それに応じた量のシロップをお好み
で追加で入れる事。そうしないと
ただの味の薄いソーダ水になって
しまう。
筆者の場合は「かき氷」に飽きた
際に途中から変化させる事が多い
ので、ソーダ水+シロップ追加
のパターンが多い。
子供に出す際は、あらかじめ
グラスやタンブラーにかき氷を
作って置き、ソーダ水を足して
行くのを見せると喜ばれる。
かき氷機も、最近は「ふわとろ氷」
が出来る様になり、爆発的に売れた
物もあるので、そう言ったものを
「おうちカフェ」で取り入れたい
方にはお勧めだ。(そして意外に
安価である)
お試しあれ。
お家でとろける夜パフェを※下記リンクより、他レシピに
ジャンプ出来ます。